2008年01月18日

トラウト!どんなカラーが釣れるの?その1

よくある質問で「どんなカラーが良くつれますか?」
本当に一言では答えられない難しい質問。

好みも有るし、ターゲットも、季節も、ベイトフィッシュも関係があるだろうし、天候も関係があるだろう。

それじゃ答えになってないって!?

と言うことで、あくまでも個人的な意見ですが、
数回に分けてトラウトプラグのカラーについて書いてみます。

第1回「光量によって、目立つカラーは?」

光の量によって、どのカラーがアピールするのか?
まず、具体的なトラウトフィールドでの状況分けを。

光の量が少ない 朝夕    多い 日中
        雨天、曇り    晴れ
        濁っている    クリアー

上記の状況を考えながら進めます。

とある水産学者の論文に面白い記載がありますのでそれを引用して
科学的に色を考えて見ます。

「水中での光量による色彩の変化と判別」この実験は水中深くなって光の量が少なくなってゆくと、どの色が先に判別できなくなるか、どの色が最後まで色の識別が可能かと言う実験。
この論文のなかでトラウトプラッギンに必要な部分のみを抜粋してまとめて見ます。
 
光量が少ない 水深が深い   多い 水深が浅い

先ほどのトラウトフィールドの条件を重ねて考えてみてください。

水深が徐々に深くなり先ず最初に黒っぽくなり判別できなくカラー
は実はナチュラル系の ブルーグリーン
ナチュラルゆえに自然界の青背の魚や湖の小魚たちはこうした色を保護色としてまとっている。目立たないのが実績の理由だろう。

次に判別できなくなるのは以外にも、濁ったときのアピールカラーと言われる、
案外、光の量が少ないと黒っぽく見えるという事。
ただし、トラウトの釣りにはこの赤と言う色が伝説的に効果がある。定番中の定番。ロシアでの出来事。私がピンクバックやオレンジベリーを使っているとすぐにガイドがタックルボックスを覗き込み「これにしろ。」(ロシア語できっと、そういっているに違いない。)と金赤にすぐ交換させたがる。カムチャツカでスチールヘッドを狙ったときも、ガイドが、金赤がベストと声をそろえる。
血の色だからとも、エラの色だからとも言われる
濁りのアピールカラーではなくても、実績のカラーに違いない。

さらに深くなっても、色が識別できるのが ピンク。赤よりもアピール度は高いといえる。遡上魚や、雪代の濁りでの実績の高さは納得できる。

そして最後まで色が識別できる、低光量下の最強カラーはなんと蛍光の黄色(でた チャートだ!)一番深いところまで色を識別できたのがチャートと言う科学的実験データである。

次にベースとなるボディーのパターンについて。
大きく分けると ゴールド、シルバー、パール。

この3種を上記の実験データに当てはめると
一番最初に光が反射しなくなり黒っぽく見えるのは ゴールド。
次に シルバー、そして深い海の中最後まで光っていたのがなんとパールであった。

上記のデータをもとに考えると、光量の少ない 朝夕、濁ったとき、曇りや雨の日、一番のアピールカラーは「チャートバック パールボディー」と言うことになる。

ついでにベリーのカラーについて。
上記のデータをもとに解説すると、
低光量下では、オレンジベリーは黒っぽく見えるので(ミノーを細身に見せることが出来る。)パールベリーは(ルアーが目立つ。アピール度が大きい膨張色)と言うことが出来る。

ミノーを細身に見せたい、ルアーのシルエットをサイズよりも小ぶりに見せたいときは、オレンジベリーを!と言うことになる。

例えば「サクラマス釣り。川が大きい、増水してポイントが遠い。飛距離が欲しいので シートプス 11.5cmを使いたいが、ミノーの太さとサイズの大きさが気になる。」
と言う場合は、オレンジベリーにしてみると良いだろう。
東北のザウルス、西村 氏は米代川の解禁でも、シートプス11.5cmでガンガン釣っている。サイズが50センチ級でも、川が大きくて水深があって、解禁で魚がすれていなければ、ミノーが大きいほうが効果的な場合もあると実証されている。
それでもミノーサイズに抵抗があれば、オレンジベリーを選択してみよう!

低光量下での最強アピール ボディーカラー パール!
トラウトプラッガーはあまりパールを使いたがらない。
使わないから実績が上がらない。
僕はパールが大好きで、バンバンプラグでもパールベースを使ってます。僕のフェバリットなカラーに「パーリーシェル」があります。一昨年 ブラウニートランなどで採用されたカラー。
これは、わたしが、どうしてもパールベースのカラーを加えてくれとの要望から採用されたカラーです。

では、アピールが高ければつれるのか?
状況ではアピールが弱いナチュラル系が利く場合も多々有る。

当然、ベイトフィッシュに合わせるということは重要だし、実際ドピーカンのジンクリアーの状況では、金黒が僕の最も実績を上げているカラーだ。金黒は上記の実験データの理論から行くととても地味で目立たない色と言うことになる。しかし金黒が最高に威力を発揮する場合が多々有る。「天気がよければゴールドベース」僕の中では定説である。シルバーベースは光りすぎてドピーカン、ジンクリアーの状況でナーバスなトラウトたちをより警戒させてしまう、逆効果になる場合が多い。
当然、目立たないほうが釣れる シチュエーションも多々あるわけだ。

目立つ目立たないから言えば、わざと目立たせないという考え方や、見たことのない色だから目立つという考え方も有る。
そこが、カラーローテーションの有効性につながる。
当然 最強のアピールカラー「チャートリュース」はバリエーションに加えてください。僕もいろんなパターンのカラーを試しています。

IMGP1786_t.jpg
(写真は個人的にテストしているチャート ヤマメ シリーズ!色々。一番手前は「オレンジチャート バック パールボディー チャートパー ヤマメ オレンジベリー」まどろっこしい名前!でも釣れそうだ!さらにエクストラ ヘビーチューニング 18gのCDレックス。ウエイトチューニングについてはカラーについての連載が終了したら、書いてみます。お楽しみに!)
目だったほうが良いのか、地味にいったほうが良いのか!?
人の使わないカラーを使って見よう!先行者と反対のカラーを使ってみよう。こうした、カラー構成がその日の当たりカラーを見つける良い方法だし、その中で経験値が生まれれば「この川のこの時期の、このターゲットには、この天気と水色だったら、このカラー!」と自分なりの法則が確立できる。

第1回は主に光の量を中心にカラーの私見をまとめました。
第2回は「ナチュラルカラー、アユにヤマメにワカサギのカラーバリエーション」を予定しています。お楽しみに。
カラーについて、こんなことも書いて欲しいとの要望があれば、あくまでも私見ですが、トークに加えます。
些細なことでもご質問下さい。

P.S.
GUNちゃんも本当はチャート好きで、しっかりチャートリューサーズのメンバーに入ってます。ただ、天邪鬼なだけ(自称)!と言ってました。  
posted by saurus junior at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ Plugging How to
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