
(写真は70cmオーバーのイトウとのファイト)
道北の河川には巨大なイトウが生息している。
今回の旅の最後は道北のイトウ狙いだ。
ニジマス、アメマスと最高の釣りを楽しんで最後はイトウで締めたい。
到着した当日は雨のため大増水で釣りにならず翌日もデイオフになった。
3日目になると濁りは強いが釣りはできそうだ。
ビッグミノー シートプス 13.5を選ぶ。
大河川の遥か遠くの流れにフルキャストをしてフィードレーンを探る。アクションを強くかけて誘うがバイトのタイミングをしっかり作ってやるのが肝心だ。
さい先良く 70オーバーのイトウをゲット。
ピックアップ寸前でバイトして、一発合わせた後にラインをフリーにして5メートルラインを出して、距離をとってファイトする。
ピックアップ寸前で喰うのは一番ばれやすいパターンだが、こうした場合はラインを出してからファイトして弱ってから寄せるとランディングの確率が上がる。
その後、キャスティングを続けていると、でかいやつが流心のかけあがりで喰ってきた。
3キロのドラッグをずるずると出してゆく。
メータクラスは何本も釣っているけれど、間違いなくこの引きはメータークラスだ。
流心でファイトして手前の流れに引き寄せたとたんすごい勢いでルアーがすっぽ抜けて飛んできた。かかりどころが悪かった。
隣でファイトを見ていた 岩井あつとしが「理想的な食い方で、しばらくファイトもして抜けたんだから、かかりどころが悪かった。しょうがないですよ、不可抗力ですよ。」といいながらも、ばらして落ち込んでいる僕を見て指を刺して笑っている。
笑いすぎだ、喜びすぎだ。
ばらした話をしてもしょうがないが、間違いなく90cmオーバー
、それもメーター近いビッグワンを逃がしてしまった。
これで又、北海道通いが決定付けられた。
今回の道北での釣果、イトウ70cm オーバー2本 60cm級 1本。アメマス 55cm。外道で鮭 85センチを筆頭に6本。鮭はもちろん河川での釣りは禁止なのでリリースは当然だがイトウを狙って釣れてくるのだ。しかし道北の鮭は川に入っても強い。鮭を連発していたら、「鮭将軍、鮭大魔王!」「又鮭ですか?!」岩井がすぐ、ジャブを入れてくる。
狙いはメーターオーバーのイトウ ただ1本のみだ。
国内 メーター オーバー イトウ クラブの入会を目指して又 北の大地を目指すと誓った。