2009年12月23日

奥の深い カーディナルの世界

永遠のスタンダード 渓流のカーディナル 3
マニアから色々ご指摘を受けましたので、
先日アップしたカーディナル3につきまして、記載の修正と補足を
いたします。

70年代中期から80年代初期の製造モデルがオリジナル。
注目を集めているのはやはりオリジナルのカーディナル。
その後は多くの復刻モデルが発売されている。
使いやすさと、頑丈な構造から30年以上経過した現在でも
渓流でこのカーディナル3は現役で、
多くのエキスパートたちが現在でも愛用し続けている。

33からスタートして3へと変容してゆくカーディナル
その渓流のマスターピースは8年間に9回マイナーチェンジが行われた。70年代のアンバサダー5500cも恐るべきマイナーチェンジの連続であったが、このカーディナルも負けず劣らずの変容を繰り返した。

そこに又面白みがある。
昨日アップした カーディナル3はマニアからの指摘で
年代と仕様を特定しました。
どうやら、
ヴィンテージオリジナル最終型の6thモデルで落ち着きました。

・フットナンバー#810901 
 頭の81は1981年の製造

・黒プレス50mmハンドル 平ノブ
 初期型から最終型までハンドルの形状や長さが変容。
 最終型の50mmが最も長い

・巻き込み防止モール付き スプール
 3rdモデル以降はローターへの糸巻き込みトラブル防止の
 モールが付いている。これによりトラブルが減った

・黒アルミステッカー
 これも変容して最終は黒のアルミを採用

・内部のストッパー、スプリング構造も
 初期から改良型へと変容

恐るべし、ヴィンテージの世界・・・・
恐るべし、ABUマニア・・・
posted by saurus junior at 13:39| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ ABU Topics
この記事へのコメント
私は現役で3の最終型を使っています。
最新のリールと比較されることが多いけど、何のストレスもなく使うことが出来ますね。
このリールには手が出ないけど、お金に余裕があれば欲しいリールであることは間違いありません。
コンディションもいいですしね。
ベイトキャスターがアンバサダーにこだわるように、スピニングでの釣りの終着点がここなのかもしれません。
釣りって突き詰めていくとどんどんシンプルな方向に向かっていくんだなあと感じています。
Posted by I氏 at 2009年12月24日 17:05
I氏 コメントありがとうございます。
私の仲間も多くがこのカーディナル 3で
渓流のトラウトを狙っています。

型落ちもなく、永遠の価値を持つカーディナル

効率だけでない、釣の楽しみが凝縮されている気がします。
大人の釣り師のために、アンバサダーや
カーディナルが有る。

そんな想いにあふれた道具たちです。
Posted by saurus jr at 2009年12月25日 11:06
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