後輩のK君から、泣き言のメールが入りました。
ベイトリールとバックラッシュ・・・。
宿命的な悩み。
ベイトでのトラウトフィッシングに挫折する人の理由第一位。
さてどうする。
逆風でバックラッシュどうすればよいの?
いくつか対処があります。
先ずは、雨の日や、逆風のときは国産の最新のリールを使うこと。
ABUのオールドよりあらゆる面で機能は優れています。
ただしABUはかっこいい。
この色気とエスプリは何物にも代えがたい魅力だ。
天気の良い日や、追い風のとき、いい魚がつれたのでガツガツせず
ゆとりを楽しみたいとき、逆につれなくて気持ちがもたないので気分転換。
こんなとき僕はABUクラシックでやります。
最新のリールでも、バックラッシュするほどの逆風。
この場合の対処は、飛距離が1〜2割くらい落ちたとしても、ブレーキをきつめにする。
その分フルキャストする。
ポイント選びも大切でしょう。
先ずは、右岸から左岸に風が吹いているときは右岸側から出来るポイントを選ぶ。
そうすると追い風になります。
左岸から右岸に吹いているときは左岸からできるポイントを!
川の上流から吹いているときは、釣り下ってダウン気味に釣りをするのが有効なポイントや河川を選ぶ。
川の下流から上流に吹いている場合は釣り上がるのに良いポイントや川を選ぶ。
どうしても逆風でやらざるを得ない場合はブレーキをきつめにして、比較的近くでヒットするポイントを選ぶ。
さらに、それでも飛距離が欲しいときはウエイトの重い小粒のルアーを使う。同じ9gでもCDレックス7cmよりもスパシンの6cmをということになる。シルエットが小さければ風の抵抗も受けにくい。
さらに飛ばしたいときはスパシンチューニングしてウエイトアップで飛距離を稼ぐ。
1gごとに切って、強力な両面テープを貼ったチューニングシンカーをいつも持ち歩き、その場で貼ったりはずした調整する。
ルアーは小さいのを使いたくてそれでも飛距離が欲しいときなどは
スパシンの6cmに2g鉛を貼ってEXヘビーにする。
重心移動のほうが飛距離が出るので、レックスMD7センチを鉛を貼ってシンキングにしてしまうのも一つの手である。
ルアーの動きが落ちるが、その分強く動かす。
沈みすぎるのが嫌なら、ロッドを高くホールドして沈まないように調整する。はや引きする、上にしゃくりながらアクションさせるなどなどの調整もする。
逆風をデメリットと考えるのか?チャンスと捕らえるか?
それは釣り師の引き出し次第。
風で波が立つとたとえ本流でも水面がざわつくので、魚のプレシャーがとけてチャンスが有る。
逆風になると他の釣り師も嫌がって釣りをしないかポイントを変えるので、ライバルが少なくなる。
さあ あなたならどうする?
僕は釣れると強く思って、逆風に向かってフルキャストします。
それともう一点。
ABUは専門の方にカッ飛びチューニングしてもらうと、かなり飛距離が出ます。
軽量ルアーを投げるトラウトフィッシングでABUのチューニングはMUSTでしょう。
頑張れ ベイトキャスター!!
バックラッシュは釣り師の力量次第でなんとでもなる!
技を磨け!
2008年05月16日
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冷静に考えれば分かることも・・・
現場で、バックラッシュをするとどうも平常心がなくなり、いっぱいいっぱいになってしまい・・・
めちゃめちゃ勉強になりました。
風に負けずにがんばります。
p、s
釣りは上達していませんが、バックラッシュをほどくのは上達しましたV
周りに目を向け、状況判断が出来れば、ベイトももっと楽しくなります。頑張れ!